”口呼吸”聞くことがあると思いますが、実際どんな状態をさすの?今回はこちらについて説明してまいります。
”口呼吸”は歯周疾患を含め全身の健康状態に悪影響を及ぼします。特にマスク生活が長期化している昨今、その影響は今まで以上に大きくなりつつあります。
”ステイン”
悪影響の代表格として、着色(ステイン)です。 ステイン = コーヒー・紅茶・赤ワインetc… と、ご想像される方も多いと思います。しかし、それらを飲食しなければ”着色(ステイン)”がつかない。というわけではありません🙅
”口呼吸をしていると口腔内が乾燥します”
口腔内は常に唾液によって粘膜が潤っている状態です。しかし、口呼吸をしていると次第に口腔内が乾燥してしまい、唾液の効果(洗浄作用と抗菌作用)が失われてしまいます。しっかりと歯磨きをしても、ミュータンス菌が増殖してしまいます。
空気に触れる歯で唾液の保護的役割が低下し歯周炎の発生率が高くなります。プラーク(歯垢)のつき方にも特徴があり、鼻呼吸では歯面の上部(歯肉側)に付き、口呼吸ではその逆、歯面の下部(歯面の先端側)につきやすくなります。