よく食べて、よく動く高齢者の皆様は健康というイメージがあります。残存歯(残っているご自身の歯)が多く残っている方と、残ってない方ではどのように違いがあるのでしょう?
”残存歯が少なくなると咬合力が低下します”
咬合力(人の噛む力)が低下すると、食事(果実類・野菜類・魚介類)が食べにくく、摂りにくくなります。その結果、抗酸化ビタミンや食物繊維などの摂取が減るだけではなく握力や、歩行速度の低下につながることがわかっています。 また、咬合力が低下すると力が入りにくくなり、運動機能にも影響が出てきます。
Q1,咬合力ってどのくらい? … 人が意図的に思いきり歯を噛み合わせたときにはおよそ70kg。食べ物を噛むときには40〜60kgの力がかかっているとされています。 また睡眠中に無意識に歯を噛み合わせているときには、250kgもの力がかかっていると言われています。
”健康な生活は歯から!”です!
加齢とともに、心身の活力が低下することで心配されるのが、”要介護状態”になる事です。 ”要介護状態”になる危険性が高まる状態を”フレイル”と表します。
”サルコペニア”
”フレイル”は低栄養状態になると、サルコペニア(筋肉量の減少及び、筋力低下、運動機能の低下が進行する状態)を発症し、消費するエネルギー量の減少、食欲低下をもたらします。要介護状態の予防の為にも、”歯”と”日常”について、意識してみましょう! 小松島KT歯科では、”健康な歯”の作り方について、ご相談お待ちしています。お気軽にお声がけくださいませ!(^^)