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幼児の歯のお悩み③

仕上げ磨きはいつまでした方が良いですか?

2歳頃になると自分で歯磨きする子も増えると思いますが、歯ブラシを動かさずに歯で噛んでいるだけで、確認すると磨き残しがたくさんある子がよくいます。

自分で歯を磨かせた後に、虫歯になりやすい奥歯のかみ合わせや、上の前歯の外側などを、保護者が仕上げ磨きをしてあげましょう。

また、奥歯が全部生え揃ったら、デンタルフロスを使用するとより良いでしょう。

6歳頃になるとある程度は磨けるようになりますが、永久歯が生え始めると歯磨きの難易度が上がるので、より繊細な手の動きができないと口の中をきれいな状態を保つことが難しくなります。

仕上げ磨きの終了は、汚れの染め出し液を使用してきれいに磨けているか確認したり、歯ブラシだけでなくデンタルフロスが使用できるようになる10~12歳頃が望ましいです。

保護者が口の中全てを磨く必要はなく、歯科医院で定期検診とブラッシング指導を受けて、お子さんだけでは磨けていない場所を知ることで、自宅ではリスクの高い場所を一日1度重点的に保護者が補助すれば短時間で仕上げ磨きは終わります。

この時期にきちんとした歯磨きを身につけたり、口の中の健康に関心を持つことで、一生健康な歯で過ごせるようになるでしょう。

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