今回は、≪離乳後期～離乳完了期≫について、ご説明いたします☞
🌞「歯茎食べ＆手づかみ食べ期」 ≪離乳後期 生後9か月～11ヶ月頃≫
上下4本歯が生えそろい始めます。舌や口唇の動きも多様化し細かな動きも比較的よくできるようになります。
≪食べ方の目安≫ 食事のリズムを大切に1日3回食に進めていき供食を通じて食の楽しい体験を積み重ねることが大切になります。
≪調理形態の目安≫ 舌食べ期と同じで下でつぶせる固さです。大きさは小さくなりすぎないようにしましょう。前歯でしっかりとかじりとって自分の一口の量を覚えることが、この時期の課題の一つです。
🌞「歯食べ＆食具食べ期」 ≪離乳後期 生後12か月～18ヶ月頃≫
第一乳臼歯が萌出してきます。 歯茎ではつぶせなかったものも食べられるようになります。身体の動きも活発になり一人歩きができるようになってきます。
≪食べ方の目安≫ 1日3回の食事リズムを大切に、生活リズムを整えます。また、「手づかみ食べ」により自分で食べる楽しみを増やしましょう。
≪調理形態の目安≫ 歯ぐきで噛める固さです。≪離乳完了期≫と聞くと「もう大人と同じものが食べられる？」と思われる保護者の方も多いと思います。大人と同じものを食べるには3歳半ばくらいまでは難しいです。 またこの頃になると食事を”食べさせる”のではなく、子供自身が”自分で食べる”という意欲を育てることが大切です。
