毎日の通常歯磨きの時に歯茎から出血する場合、いくつかの原因があります。
①一番多いとされる原因”歯肉炎や歯周病など歯茎の病気で、炎症を起こしている”
歯磨きが不十分な場合、歯垢が歯茎と歯の間に溜まり、歯垢についている細菌が歯茎に沈着・侵入します。その細菌の出す毒素と歯肉の防衛反応が炎症として現れ、出血となります。 進行すると歯の周りの骨も溶かしていきます。歯茎の炎症は糖尿病や白血病・更年期・妊娠などで起こることもあります。
②”歯の被せ物がうまく合っていない”
歯の被せ物が上手く合っていない場合、その部分にプラークが溜まりその中の細菌が原因で歯肉の炎症を起こします。この場合もその部分だけに出血が見られることが多いです。
”出血を伴う歯磨き＝正しく磨けていない”
出血を伴う歯磨きは正しく磨けていないと言える為、歯垢を正しく除去できていない可能性が考えられます。その為、自己流で歯を磨き続けるのではなく歯科医院で定期的な口腔内のケアを受けることが大切です。