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セラミック治療は歯を削りすぎてしまう?

天然の歯のような見た目で、被せ物や詰め物を入れていることがわかりにくいセラミック治療。 そんなセラミック治療が、歯を削りすぎてしまうのではないかと心配されている患者さまも多いのではないでしょうか。 この記事では、セラミック治療の概要、セラミック治療が対象になる歯とは、セラミック治療は本当に歯を削りすぎてしまうのかといったことをご説明させていただきます。

セラミック治療とは

セラミックe-max

セラミック治療とは、天然の歯に限りなく近い色合いのセラミックを、虫歯などにより失った部分に対して補う治療方法です。 セラミックの一番の利点は、銀歯のような従来の詰め物と違い白く美しい見た目であり、他には着色やプラーク(歯垢)が付きにくい、天然の歯との適合性がよいため外れにくいといった点もあり優れものです。

セラミック治療はどのような人におすすめ?

セラミックは、自然で美しい歯の色を求める方、ワインやコーヒーなど歯が着色しやすい飲み物を普段飲まれる方、銀歯が気になる方、金属アレルギーの方におすすめです。 セラミックが天然の歯のような再現性があること、着色しにくいことは皆さまも理解していただけたかと思いますが、もう1つの利点として金属アレルギーの方も安心して使っていただけるといった点があります。 一般的な銀歯は長く使用していると、金属が酸により溶けてしまい、歯ぐきを黒くしたり、歯ぐきが腫れてしまうといった症状を起こしてしまうことがあります。 しかし、セラミックはそのような心配がなく、体にとって安全な材料なため、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。

セラミック治療は歯を削りすぎる?

審美診療・ホワイトニング

「セラミック治療は歯を削りすぎてしまう?」という心配をされている方は多いのではないでしょうか。 皆さまご存じの通り、セラミック治療は、被せ物や詰め物を装着するために天然の歯を少し多く削る必要があります。 なぜセラミック治療は天然の歯を削らなければいけないのかという理由についてですが、セラミックは割れやすい材質のため、少し厚めに製作しなければいけません。 そのため、被せ物や詰め物が天然の歯にぴったり合うために、少し多く削らなければなりません。 しかし、歯を削る量はセラミックの材料の種類、歯の部位、虫歯の程度によっても異なるため、セラミック治療は歯を削りすぎてしまうとは断定できません。

セラミック治療を検討される方は……

本日はセラミック治療についてお話しました。 セラミック治療は優れた点も多く、多くの歯科医院で導入され、一般の方だけでなく歯科業界でも注目を浴びている治療法ですが、歯質を削る量が多くなってしまうといった点があります。 セラミック治療を検討されている方は、是非一度当院にお越しいただき、ご相談ください。

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