フッ素塗布や歯磨き粉の使用はいつからした方がいいですか?
生えたばかりの歯は歯質が未成熟で虫歯になるリスクが高いため、フッ素塗布は早ければ早いほど虫歯の予防効果はありますが、乳歯が少し顔を出したからと言ってすぐに塗布しなければ虫歯になるというものでもありません。
初めてのフッ素塗布の目安になるのは、上下の前歯4本ずつ(合計8本)生え始めた1歳前後です。
まだ上手にうがいができなくてもフッ素塗布は可能ですので、少しずつ歯科医院の雰囲気に慣れることも含めて、この頃には歯科医院での定期検診とフッ素塗布の開始をお勧めします。
また、うがいが上手にできるようになったら、歯磨き粉には虫歯の原因となる歯垢(プラーク)を効率良く除去する効果と、フッ素が配合されたものであれば歯質を強化するなどの虫歯予防効果もあるので使用を始めてみましょう。
子ども用にさまざまな香りの歯磨き粉が売られていますから、「今日は何味にしようか?」と声をかけてあげれば、
歯磨きが楽しみになるかもしれません。
ただし、歯磨き粉は食べ物ではありませんから、飲み込まないように注意してあげてください。
